2023/09/14 15:39

先々週末9/2(土)の思い出をば。


前日の9/1(金)は夜中まで1人DJ大会を自宅で開催しておりました為、少し寝不足気味のよく晴れた土曜日の午前中、ギター弾いたり図書館へ行ったり。
9月に入ったからか、快晴の青空でも暑さがやんわり和らいだように思われます。自宅周辺だけかもしれませんが、先週あたりから昼間でも蝉の鳴き声が聴こえなくなり、日本一の蝉嫌いな私は狂喜乱舞の日々。夜は鈴虫の声が聴こえるようになりました。この秋の訪れ感、最高。


午後は都心のディスクユニオンへ行きました。
土曜日の昼下がりというものあり、お客さんが沢山。
店内に足を踏み入れるや否や、入口にある100円レコードコーナーの前で床に膝を付き必死にレコードを漁る私の姿は店員さんや他のお客さんからはきっと物乞いが土下座しているように見えたに違いありませんネ。そんな腰弁当のオアシスである100円レコードコーナーから以前から欲しかった7インチ2枚を発掘。その他LP2枚。床に跪いた甲斐がありました。


レコード漁りも早々に東京国際フォーラムへ。
こちらへ行ってきました。

蘭ちゃん。
いつだかこちらのブログに載せたポスターの写真は匂わせ投稿だったんです。こんな私だって匂わせ投稿の一つや二つできちゃうんですヨ。


ここ数年、毎年1月の頭に1年間の目標的なアレを掲げているのですが、2023年の目標は蘭ちゃんの生歌を聴くことだったのです。キャンディーズ男としてはチケット当選した瞬間からこの日を心待ちにしておりました。今年はキャンディーズデビュー50周年なので、この日は特別にキャンディーズナンバーを多めにやるとかなんとか。


会場に着くと会場の外までの信じられないくらいの行列。
そして多少覚悟はしておりましたが、やはり年配の方が非常に多く、見るからにキャンディーズ世代でもなくベルボトムに下駄姿でユニオンの袋片手に並んでるおかっぱ頭の私の姿は他のお客さんから異端に見えたに違いありません。
実際、行列に並んでいる時、時々「なんだこいつは」的な視線をちくちく感じておりましたので、外界をシャットアウトする為イヤホンを耳に付けてJohnny Winterの「JOHNNY WINTER AND..」を流したところ、なんか音量小さいけどいいやと気にせずにいたのですが、イヤホン未接続でしばらくスマホから直にJohnny Winterを流していることに気付いた時、もうお家に帰ろうかと思いました。


そんなアクシデントを経て無事会場内に入ると、当時蘭ちゃんが着ていた衣装が飾られていました。

鼻息荒く写真を撮りまくるおじさまおばさまに混じって私も写真撮影。

↑大好きな「やさしい悪魔」の衣装。「やさしい悪魔」は曲も振付もかっこ良いんだ。

↑「暑中お見舞い申し上げます」の衣装。
私キャンディーズファン歴まだまだ浅いもので、この衣装はこの時期!っていうのはそこまでわかりません。解散公演の際に着ていたものはわかりました。


きちんと開演10分前に着席。
ステージ、もっと遠いかと思ってましたが、意外と近かったです。

少々遅れて開演。
凄い行列でしたので仕方ありません。


オープニングの数曲が予想外過ぎて腰が抜けそうになりました。
先にも書きましたが、キャンディーズリアルタイム世代でも何でもない私。YouTubeやDVDで当時のテレビ出演やライブ映像(権利の関係でしょうか、ライブ映像はあまりネットに動画が上がっておりませんが)を観たりしているのですが、結局実際の当時の空気感に触れることはできません。まあこれはキャンディーズに限ったことではありませんが。
そんな生粋なゆとり世代の私に当時の空気感を味わわせてくれたオープニング。カッコよかった~。


先日リリースしたサードソロアルバムからも数曲。
バックバンドの方々の演奏も観察。歌の上手さとバンドの方の上手さに圧倒。
中盤から後半にかけてはキャンディーズの曲を堪能できました。
あんな曲やこんな曲も聴けました。嬉しかった。
あっと言う間の約2時間。めちゃくちゃ良かったです。
思わず10月に開催される日比谷野音のツアーファイナルにもとても行きたくなるようなライブでしたが、社会はそんなに甘くありません、そうです私は腰弁当。ハンカチ噛み締めて帰路につきました。

祝花も豪華。


自宅最寄り駅に到着し、向かったのは鳥貴族。ユニオンの100円レコードコーナーと同じく、こちらも腰弁当のオアシス。先程のライブの余韻とイヤホンから流れるキャンディーズ後楽園球場ファイナルコンサートをアテに鳥貴族の金麦メガジョッキを煽って帰宅。その後もチビチビと飲み続け、夜中の3時からキャンディーズのレコードBOXを聴き始める始末。その結果、数日間、蘭ちゃんロスに悩まされましたとさ。ここまで書いといて何ですが、キャンディーズではスー派です。


きづく